#12 地中版ジョーズって感じかな? 『トレマーズ』
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『トレマーズ』 1990年作品
恐怖レベル・・・★★★★
インパクト・・・★★★★
おすすめ度・・・★★★★
今回はモンスターパニック系の映画『トレマーズ』をレビューしたいと思います。
この映画現在5作品あり、今だにまだ新作がリリースされ続けていて、
ほぼシリーズ化されているといってもいいほど息の長い映画であります。
やはり長く続くということはそれだけ人気が高いという表れだと思います。
一番新しい作品は2015年にリリースされた『トレマーズ5 ブラッドライン』です。
今回はそのシリーズ1作目の『トレマーズ』を記事にしたいと思います。
映画の大まかなあらすじは
舞台はネバダ州の砂漠の田舎町。この町で便利屋をやっていたバルとアールはある日鉄塔に登ったまま脱水で死んでいる老人を発見する。
その後二人は羊飼いの顔見知りの老人の家の前を通りかかった際に異様な光景を目にする。
それは何者かにズタズタにされた羊たちと地中に体は埋まったまま顔だけ出した老人の死体だった・・・。
二人は頭のイカレタ殺人鬼の仕業と思い町中にそのことを伝えてまわるが、
のちにその犯人は以外な生命体の仕業であることを知る・・・。
この映画のみどころは、地中を素早く動きまわることができる生命体
『グラボイス』。
土の中に住んでいるため視覚は退化しているが、地中から地上の振動を感じ取りものすごいスピードで獲物を襲いにやってくる。
地上に顔を出しているときは口から蛇のような触手を出し触覚で敵を感知する。
それが人であろうと車であろうと手当たり次第に捕食にかかる。まさに地中版の「ジョーズ」といった感じである。
そのため町の住人であった羊飼い、工事現場の従業員、キャンプをしていた
夫婦、店の店主など数多くの人が犠牲になっていく。
そのため町の住人は一致団結しその生物を駆逐することにするが、いかんせん砂漠の田舎町。建物はほとんどが木造。身を守るすべも少なく、かなりの苦戦を強いられることになる。
そしてこの映画のもうひとつ見どころは1作目にだけ出演している
「ケヴィン・ベーコン」もそうですが、全作品キャラを変え、役を変え出演している「バート・ガンマー」(俳優さんはマイケル・グロス)の存在である。
バートはこの作品ではサバイバリストであり重度の武器マニアで、彼とグラボイスの戦いもこの映画の面白さであり醍醐味となっている。
何よりも彼がグラボイスをどんどん駆逐していく様は観ていてとても快感であり爽快。
そして何よりチーム内でもかなり頼りになる存在になっていきます・・・。
のちに彼とグラボイスの戦いはお互いの全てを奪い合うほどの深い因縁と長い歴史となっていき、シリーズ5作目現在もこの戦いは続いているのである・・・(笑)
この映画なんといってもモンスターのでかさ、迫力、脅威どれをとっても
ピカイチで後半はほとんど映画に釘付けになるほど魅力的な作品だと思います。
最後にプレーリードッグの穴に足が埋まり絶叫するアールには笑ってしまいましたw
最後までお読みいただきありがとうございました。