#3 どんでん返しの映画・・だと思うw 『フレイルティー -妄執-』
『 フレイルティー ‐妄執‐ 』 2002年作品
恐怖レベル・・・★★★
インパクト・・・★★★
おすすめ度・・・★★★
この映画『フレイティー -妄執-』はホラー映画扱いとなっておりますが、珍しくまったくといっていいほど‟グロい描写”などがほとんどなく、最後に(私的にはですが)どんでん返しを食らってしまった映画としてかなり印象に残っている映画です。
ただ、知り合いにこの映画を薦めて、観てもらったところ、あまりいい反応ではなかったりすることもあります・・・w
やはりこの世の中、同じ考えを持つ人がいないのと同じで、映画の反応も人それぞれ個人差があるというのもまた面白いところではありますよね・・・。
映画の大まかなあらすじは
“神の手殺人”というバラバラ殺人事件を追っていたFBI捜査官の元に、ある晩一人の男が尋ねてくる・・・。
その男はその“この事件の犯人が誰か知っている、証拠も見せる”という。
そして、その男が語りながらストーリーは進んでいくのだが。。
父と兄・弟が三人で仲良く平穏に暮らしていたのだが、ある日父が神から
「世の中に蔓延する悪魔を滅ぼせ」と啓示を受ける。
そして父がとりつかれたかのように、ある指定された人間を
“悪魔に取り付かれている”という名目で自宅にどんどん拉致して連れてきて
斧で惨殺していく。
その現場にまだ幼い兄弟も立ち合わせ「お前らも早く使命を果たせるようになれ・・」と促していく。
それに耐えられなくなった兄は弟に家をでる相談を持ちかけるのだが、弟は父に従うといい反対する。
そして殺人鬼となった父を信じられなくなってしまった兄の運命は・・・!?
と、、いう感じなのですが・・・。
物語の途中に父親の真剣な表情でありながら、言動の支離滅裂さや、奇行を見ながら少し笑ってしまうような感じにもなったりしますが、映画の内容はしっかり作られていると思いました・・・。
ラストも、うやむやに終わる感じではなく『どんでん返し』もあり、僕的には
スッキリした終わり方だったと思います。
ただ、知り合いの観た感想を聞く限りではあまりいい反応ではなかったので、
人によっては好みがあるようですので、無理にはお薦めはしませんw
気になる方だけ観てみてください・・・w
最後までお読みいただきありがとうございました。
フレイルティー -妄執-スペシャル・コメンタリー・エディション [DVD]
#2 サメがデカくて賢い!! 『ディープ・ブルー』
恐怖レベル・・・★★★★
インパクト・・・★★★
おすすめ度・・・★★★★
こちらも、もうかなり昔の映画になってしまいましたが、モンスターパニック映画の中ではかなり好きな映画といえばこの『ディープ・ブルー』ですね。
映画の大まかなあらすじは
サメの脳からとれる分泌物がアルツハイマーに効果があると研究で解り、海の真ん中にある研究施設で科学者たちが日夜研究していた。
しかしサメの脳から採取できる分泌物が必要の料に達しないとのことで科学者の一人が協定を破り鮫の脳を大きくしてしまった。
そのためサメの知能格段に上がってしまい、サメは自由になるために研究施設を破壊し科学者たちを捕食していきます。
感想としてはとにかくサメがでかい、そして知能もあがっているため科学者を
狙いやすいように巧妙に罠を仕掛けてきます。
こんなサメに狙われたらまず命はないでしょう・・・w
僕は“ジョーズ”もすごく好きな映画でしたが、このディープ・ブルーもそれに
引けを取らないサメの巨大さと迫りくる危機感を感じることができると思います。
でもリアルのサメは滅多に人は襲わないと聞きますが果たして本当でしょうか・・・?
サメが人間を襲ったときというのはダイバーを好物である“アシカ”と間違えてしまったため・・・という話も耳にします。
そして太古の昔にいたとされる巨大サメ『メガロドン』にもとても興味があります。
大きいですね・・・。
人間なんて丸飲みできてしまうくらいデカイ!
でも何よりもサメに関して一番うらやましいことは、命が続くかぎり何度でも歯が生え代わってくることですよね・・・w
人間なんて歯が生え代わる回数は1回だけですよ・・・。
この映画の学者たちもそのサメの素晴らしい能力を何とか人間に取り込もうとして自然の法則を破るミスを犯してしまい、その代償を払わされることになります。
あと、補足ですが、もうひとつ同じタイトル名で『ディープ・ブルー』というタイトルがありますが、こちらのほうは“ドキュメント”形式になっていて海の自然を存分に収録した癒し系の映画です。
同じタイトルでこうも対極をなす映画ってのも珍しいですよね・・・w
最後までお読みいただきありがとうございました。
#1 誰も信じられなくなる・・ 『遊星からの物体X』
『 遊星からの物体X 』 1982年作品
恐怖レベル・・・★★★★
インパクト・・・★★★★★
おすすめ度・・・★★★★★
本日から映画レビューのブログを『はてなブログ』にて始める事にしました
『イタちん』と申します。どうぞよろしくお願いします(*´ω`)♪
それではレビュー記事の一発目としてこの映画をレビューします。
その映画は・・・『遊星からの物体X』という映画です。
この映画は1982年の古い映画になりますが、数々のホラー映画を観てきた中でも
‟ベスト3”には入ると思えるほど大好きな映画です。
僕はこの映画を実は10回以上観てます・・。スプラッター好きと言われればそうかもしれませんが・・・w
映画の大まかなあらすじは
南極でのお話。一匹の犬を執拗に追跡し殺そうしているおやじがアメリカ南極観測隊の基地に進入するとこからストーリーは始まります。
要はその犬には、すでに寄生型エイリアンが寄生しており観測隊はみすみす基地に侵入させてしまい観測隊の仲間達が次々と無残に殺されていきます。
この映画のポイントと言えば『通信機能が麻痺してしまった南極越冬基地』と
いう閉鎖空間において、誰が人間ではないのか、自分が獲り込まれたのかすらも分からない緊迫した状況下、隊員達が疑心暗鬼になり、仲間を疑い始める心理状態と難局を打開しようとする姿を描き、最後まで明快な結末は見えない・・という点です。
観た感想としましては、大切な仲間が次々と化け物に変わる恐怖、隣にいる仲間は“もうすでに寄生されているかもしれない・・・”という疑心に常に駆られてしまう。
一緒に今まで力を合わせて共同生活をしていたクルーの仲間たちが一匹の犬が来たことを機に、お互いがお互いを信じられなくなり、疑心暗鬼になり人間関係は崩壊しそして自分の命を守るために仲間の命を奪う事すら躊躇しなくなる・・。
それらの恐怖と人間ドラマがうまくマッチングしてとても面白い。
謎の部分も結構多いが、鑑賞している側としても色々な想像をかきたてられるという楽しさもあり、ただスプラッターだけで表現しているのではなく、精神的恐怖もうまく表現してあり、ある種いい意味で秀作だと思った。
特に一番好きなシーンはクルーを全員ひとつの部屋に集めて縛り付け、血液検査をして反応が出なかったクルーは解放してもらえるというシーンがあるのですが、このシーンが一番ドキドキする反面、精神的恐怖をうまく表現したシーンだと思います。
そして特にラストに関しましては、人それぞれ感想が異なると思うのでもし観賞する機会があれば『自分なりの答え』を見つけてみるともっと楽しいかもしれません。
かなり印象に残る名作だと思いますのでグロ耐性のある人は一度鑑賞されてみてはいかがでしょうか・・・?
最後までお読みいただきありがとうございました!