#15 オバタリアンの元ネタにもなった映画 『バタリアン』
スポンサーリンク
『バタリアン』 1985年作品
恐怖レベル・・・★★★
インパクト・・・★★★★
おすすめ度・・・★★★★★
さて今回も1980年代を代表する名作ホラー映画『バタリアン』をレビューしたいと思います。
本当1980年代の映画は‟神作品”が非常に多くて僕はとても大好きです・・・。
この作品も人気があったためシリーズ化され現在では5作品リリースされている。
しかもこの映画、一時期流行語にもなった『オバタリアン』の語源の元ネタにもなった映画なのです(笑)
映画の大まかなあらすじは
医療会社で働く新人のフレディとその先輩のフランクは軍の怠慢により移送できなかった地下に保管されていたゾンビの入ったタンクを興味本位で見にいった。
その際フランクはタンクが劣化していたことに気付かず、タンクを叩いたためそこからガスが漏れだした。
そのタンクの中に入っていたガスは死体を蘇らせることができる恐ろしいガスだったため、医療会社に保管されていた別の死体が蘇ってしまった。
二人は社長に連絡し秘密裏に死体を処理しようとバラバラに解体し、火葬場で働く古くからの友人アーニーの元へ頼み込み隠滅を図る。
しかし死体を焼却したことによりガスを含んだ煙が発生し、それが雨雲を作り豪雨になり町中に降り注いだ。
その雨は墓場の死体という死体を蘇らせ被害が拡大する。
そんな中医療会社の3人とフレディの彼女とその仲間たちにも被害が及んでいく・・。
この映画の見どころはホラー映画ではありますが、コメディ要素も含んでいて両方の観点から映画を楽しめるというところですよね。
怖いところはしっかり怖くて、面白いところはしっかり面白い!
そしてなぜか人間の「脳みそ」だけを求めて襲ってくる大量のゾンビたち・・・。
なぜゾンビたちは人間の脳みそだけを狙ってくるのかも映画を観ていくことで明らかになっていきます。
あと個性的なゾンビたちもこの映画の代名詞になっています。
左が最初にタンクに入っていたゾンビ、タールマン。
右が人間に捕獲されてしまったゾンビ、オバンバですw
他にも救急隊員を食べていた小人のゾンビがいたり、犠牲になった仲間がゾンビ化したものが出てきたり多数のゾンビがあの手この手を使って人間の脳みそを狙ってきます。
そして何よりも遠くから聞こえる大量のゾンビたちの雄たけびもこの映画の恐怖をうまく演出しているといえます。
大量のゾンビの襲来に警官隊が襲われるシーンなども絶望感を感じさせます・・・。
そして生き残りを賭けて懸命に戦った勇敢な社長とその仲間たちに
『容赦ない絶望的ともいえる残酷なラスト・・・』w
またこういったブラックコメディ的な要素もこの映画の人気が出た秘訣と言えるかもしれません・・・。
最後に自業自得とはいえ最初にタンクを開けてしまったフレディとフランクは散々な目に遭ってとてもかわいそうだと思いました。。
最後までお読みいただきありがとうございました。