映画レビュってもよかですか?

僕が今までに鑑賞した映画(おそらく1000タイトル以上:ホラー映画多め)をランダムにレビューしていきます!※内容は基本ネタバレ注意!!(なるべく頑張りますが隠すとレビューが無理なときもある)参考になり、かつ面白くレビューできればいいと思います。

#7 保険金の為なら手段を選ばない恐怖を見事に描いた映画 『黒い家』


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黒い家 1999年作品

 

 

 

恐怖レベル・・・★★★★

インパク・・・★★★★★

おすすめ度・・・★★★★

 

 

 

 

今日はこのブログでは初めての邦画(日本映画)で、ジャパニーズサスペンスの中でも最も怖いと感じた映画『黒い家』のレビューをしたいと思います。

 

 

この作品は1997年に小説で発売され、その後1999年に映画化されました。

 

 

僕は小説を読んだことはありませんが、原作である小説のほうもかなりすばらしいらしいです・・・。

 

 

 

映画の大まかなあらすじは

 

大手生命保険会社に勤務する若槻はある日、保険に入っている菰田に自宅に呼び出され訪問するが、菰田の嫁の連れ子が首吊り自殺しているのを発見する。

 

その後執拗に保険金を請求してくる菰田に対し若槻は疑念を持ち始める・・・。

 

保険金詐欺を疑い始めた大手保険会社は調査を開始するが、それに関わる者が次々と消されていくのだった・・・。

 

 

 

この映画の怖いとこはなんといっても霊的なものではなく“生きた人間の怖さ

ですよね・・・。

 

 

保険金に対する人間の執着・・・。

 

 

保険金に目がくらんだサイコパスが金を手にするためなら例え愛する家族であったとしても容赦しない狂人っぷり・・・w

 

 

そしてその保険金請求に疑いを持つ者、調査する者、その担当の周囲の人間といった自分の邪魔をする者たち”はすべて標的になり次々と殺害されていくことになります。

 

 

そういった精神的にくる恐怖を見事に描いた作品だと思います。

 

 

そして現実に起こりうる犯罪、過去にも現実に起こったであろう事件、そんなかなり身近に感じれる作品であるからこそ、恐怖してしまうんですよね・・・。

 

 

この映画はのちの2007年に韓国映画の『黒い家-エンジビル-』としてリメイクされました。

 

 

僕は韓国のリメイク版のほうも観賞しました。

 

 

しかし僕は精神的な恐怖を描いた面でジャパニーズサスペンスやホラー系はやはり日本が最強だと思いました。

 

 

もし観賞される機会があるなら僕は日本版の『黒い家』を推奨したいと思います。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

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